歴史
寺院紹介
会社名 | 浄土真宗本願寺派 妙頓寺 |
所在地 | 〒960-0231 福島県福島市飯坂町平野篭内屋敷14 |
電話番号 | 024-542-4306 |
FAX番号 | 024-573-6650 |
住職
| 菅生 哲陽
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由緒・沿革
当山の開基は、今からおよそ五百年ほど前、宮城県柴田郡村田にある妙頓寺及び山形県の天童市にある願行寺を開いた、菅生願正坊であると伝えられている。
願正坊の東北教化の経緯については、願行寺所蔵の「願正坊縁起」に詳しい。それによると「御坊は、石川県大聖寺町大字菅生(現在は菅生石部神社の境内)の出身で、蓮如上人(本願寺第八大門主)の直弟子の中でも、法義に対する敬信の深い人であった。
文明五年(1473)蓮如上人が奥州松島へ下向の時御坊も随行したが、出羽・奥羽の当流の同行が数少なく、真宗寺院も稀であるのを見て悲しみ、上人の許しを得、この地の教化に半生を捧げた。」と記されている。
◉二世~五世ー資料焼失のため不明。
◉六世浄玄ー伊達郡桑折町、角田勘左衛門の子が住職として入寺。
◉八世教誓ー本願寺十四代門主寂如上人の法第で当山中興の活躍をした。(信達二郡村誌)
◉九世了誓
◉十世高山ー御本尊、太子像等一式を本山より下付される。
◉十一世恵照ー親鸞聖人御絵伝四幅を本山より下付される。(文化三年)
◉十二世恵江
◉十三世恵音ー明治六年火災により、多少の宝物を残して貴重な寺院資料を焼失。
◉十四世諦教ー伊達郡霊山にある大善寺より入寺。多数の筆書が残っている。坊守千代子は旧板倉藩の祐筆・高橋喜六郎の長女で、当山に嫁してからは終生、地域の婦女子に裁縫・
行儀作法などを教え、昭和二年、笹谷・大笹生の針子、筆子たちにより「懐厥徳碑」「その徳を懐かしむ)が建てられた。
◉十五世専学ー大正七年村山市清浄寺より入寺。戦前戦後の苦しい時代を乗り越え、昭和
三十八年本堂・庫裡の大改築を行った。
◉十六世哲凰ー寺報“緑光”を発行。教化伝道に盡し各門徒の家系譜を編纂し、寺法物の整理を行い、昭和五十二年法物庫を新築して貴重な資料を残した。
◉十七世哲陽ー昭和六十一年本堂・集会室改築。昭和六十三年境内整備を完成した。
建築委員長 梅津政一氏、施工責任者 角田正大氏、銅葺板金工事 小手森重勝氏。
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