妙頓寺伝道掲示板
今までの法話は、本堂で難しい経文や教義の話が中心になりがちで、つまらないとか話が伝わらないという感想がありましたが、それを打破する新しい試みが若い世代の僧侶達から盛り上がってきています。その中の一人が東京築地本願寺の仏教総合研究所職員、江田智昭さんです。彼は誰でもがよく目にするお寺の掲示板に簡潔で軽妙に人生の真実を衝く素晴らしいものがあることに眼をつけて、インターネットのSNS(ソーシャルネットワークサービス)を活用して、『輝け ! お寺の掲示板大賞』 として募ったところ、N H Kやタモリの番組、朝日新聞などでも取り上げられて大いに盛り上がり全国的な話題になりました。
- 『輝け ! お寺の掲示板大賞』 は、京都の仏教専門出版社【法蔵館】から販売されています。
今回からシリーズで、その出版本やその他の掲示板資料の中で味わいのある言葉を紹介していきたいと思っています。
伝道掲示板
智昭さんの『輝け!お寺の掲示板大江田賞』などに紹介され掲示板の言葉
お釈迦様を嫌っていた人もいた
誰にも嫌われたくないなんて
思わなくていいんだよ
家族がみんな正しい人ばかりだと
その家庭は不幸になる
人間はみんな裁判官
他人は有罪 自分は無罪
こんなにやってあげているのに!
それ 相手も思っています
愛語 まあるい言葉で
ありがとう。大丈夫だよ。お元気ですか。
お疲れさまでした。お手伝いしましょうか。
ごめんね。よくがんばったね。いつも一緒だよ。
和顔 真心のこもった優しい表情
人生に花が咲こうと咲くまいと
生きていることが花なんだ
生まれて来たことが花なんだ
アントニオ猪木
自慢は智慧の行き止まり
あなた だいじょうぶ ?
人生の中で本当の一番の暗闇は
分かっているという自惚れです
二度とない人生だから
露草の露にも、巡り合いの不思議を思い
足をとどめてみつめていこう
二度とない人生だから
のぼる日しずむ日
まるい月かけていく月
四季それぞれの星々の光に触れて
わが心をあらいきよめていこう
露草の露にも、巡り合いの不思議を思い
足をとどめてみつめていこう
二度とない人生だから
のぼる日しずむ日
まるい月かけていく月
四季それぞれの星々の光に触れて
わが心をあらいきよめていこう
二度とない人生だから
一輪の花にも無限の愛をそそいでゆこう
一羽の鳥の声にも
無心の耳を傾けて行こう
一輪の花にも無限の愛をそそいでゆこう
一羽の鳥の声にも
無心の耳を傾けて行こう
二度とない人生だから
一匹のコオロギでも
踏み殺さないようにこころしていこう
佛教詩人 坂村真民
「自分の花を咲かせよう」より
「自分の花を咲かせよう」より
伝道掲示板
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